各       位

 会  社  名     日本電産株式会社
 代表者名  代表取締役会長兼社長   永守 重信
 取  引  所  東証一部(6594)
 問合せ先  広報宣伝部長 生島 志朗
 T    E    L  (075) 935-6150

 

生産技術研究所     一期建設着工について

当社は、けいはんな学研都市(京都府相楽郡精華町)にて、「生産技術研究所」の一期建設工事に着手しましたのでお知らせいたします。
本年1月の計画発表時より、日本電産グループの生産技術の総合研究開発拠点として構想を拡大しています。具体的には、生産技術研究所、生産技術センター、新事業開発本部など生産技術に関わる機能並びにグループ会社も含めた共同研究を行う機能が集結する「場」としての研究開発機能を増強し、大空間の3層吹抜けパイロットライン1エリアを設けるなど建屋を4階建から6階建と規模拡大する一方で、建物は二期に分散して計画のフレキシビリティー向上を図っています。また、建物設計では研究開発施設の設計研究経験が豊富な東京大学生産技術研究所の今井研究室に設計監修をお願いしています。
本研究所の初代所長には前田正史氏(東京大学生産技術研究所教授、前東京大学生産技術研究所長、前東京大学理事・副学長)を迎えており、今後、世界中のお客様、大学、研究機関、さまざまな企業と広く連携して参ります。お客様の真のニーズをいち早く正確に把握して高性能の製品へと形作り、その最適なものづくり技術を確立して高品質の製品を速やかに提供することで、世界のお客様に貢献していくことを目指します。

 

1.生産技術研究所の概要   
 (1)住所 :  京都府相楽郡精華町光台3丁目9-1
 (2)敷地面積 :  約27,000平方メートル(8,160坪)
 (3)建物床面積 :


 全体 37,000平方メートル(11,200坪)
 (一期)約23,500平方メートル(7,100坪)…今回建設分
 (二期)約13,500平方メートル(4,100坪)
 (4)階数 :  6階建て(高さ31m)
 (5)投資予定額 :  土地・建物、設備等総額 約300億円


2.本研究所の役割
本研究所は、世界一の生産技術の構築を目指し、主に以下の3つの役割を担い、日本電産グループの製品に関し、ものづくりの基礎研究から応用研究まで一貫して取り組みます。

 ①   

「2020 年 2 兆円、2030 年 10 兆円」というグループ売上目標を達成可能にする
未来市場・未来製品の創造にむけた技術課題への取り組み、新技術基礎の構築
 ②

日本電産グループの技術力創出のコアとして、グループ全体の製品開発及び
生産技術の向上に貢献
 ③ 世界に通用する高いレベルの技術者を養成

現在IoT技術が製造技術を大きく変えています。超高生産性製造業を実現するために、工場・設備・物流・エネルギー分野のスマート化とIoT戦略を推し進め、ロボット並びにロボットの要素技術(制御、センサ、情報、先端回路技術等)、人工知能、クラウド技術等の研究開発にグループ会社も含めた生産技術者が集結して取組むことに加えて、ものづくりの核である加工技術・製造に即時対応し、未来創造・生産に繋げます。また、新材料・新工法・新プロセスに加え、インダストリー4.0 やインダストリー・インターネット・コンソーシアム2等も見据えた生産技術の革新に積極的に取り組んで参ります。


3.スケジュール(予定)
                         (一期)2016年12月着工~2018年1月竣工
                         (二期)2020~2025年頃(予定)

完成予想図(向かって左の棟が一期、右の棟が二期)                                                              

起工式の模様                                                                                                                      

 

以上

 

 

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1 パイロットラインとは、新しい工法の織り込みや新式機械・装置を検証する試験的な小規模のラインを指す。
2 インダストリアル・インターネット・コンソーシアムとは、IoT 技術の産業実装の推進を目的とした国際的な団体である。