今年の日本電産グループの最大のテーマは「働き方改革」の本格的な実行である。1973 年創業以来、人の倍働くとかハードワークこそが世界一企業への道の原点と考えて全社全グループ挙げて頑張ってきたことが、創業43 年にして売上高1 兆円を超えるグローバル企業集団の実現を可能にしてきた。

しかし、今こそ働き方改革を実行して、次なる大目標である10 兆円企業に向かっていきたいと考えている。その新たな原点は生産性の大幅向上によって2020 年度に残業ゼロの企業集団を創り上げていくことである。ただ、残業ゼロ化は手段であって、目的はどこまでも生産性の向上であることを理解してほしい。

残業ゼロでも平均年収は減らず、むしろもっとよくしていくことで日本一働きやすい会社に変えていこうとする大きな挑戦である。全社員が知恵を出し、自己啓発を促進し、しかるべき設備投資も果敢に実行して、生産性の高い先進国に負けない働き方によって、グローバルベースで競争に勝っていける企業集団をつくり上げていきたい。

まさに昨年に続き、いよいよ本格的な働き方改革の元年としたい。


日   本   電   産   株   式   会   社
代表取締役会長兼社長  永 守 重 信

以 上