各     位

 会社名  日本電産株式会社
 代表者名    代表取締役会長兼社長 永守 重信
 取引所  東証一部(6594)
 問合せ先  広報宣伝部長 生島 志朗
 TEL  (075) 935-6150

 

米国プレス機用高速送り機メーカー ヴァムコ・インターナショナル社
(Vamco International, Inc.)の買収完了と新子会社概要

日本電産株式会社(以下、「当社」)は、米国オハイオ州に本社をおく子会社、大手プレス機メーカーである日本電産ミンスター社(Nidec Minster Corporation)を通じて、平成29 年3 月27日に、米国の非公開会社、プレス機用高速送り機メーカーであるヴァムコ・インターナショナル社(Vamco International, Inc.(以下、「ヴァムコ社」))の株式100%をヴァムコ社株主から取得致しました。(以下、「本件取引」)
ヴァムコ社は当社グループ会社となりましたので、その概要についてお知らせ致します。

1. 新子会社概要
      (1) 社名: ヴァムコ・インターナショナル社(Vamco International, Inc.)

(2) 本社所在地:    
米国ペンシルベニア州ピッツバーグ市

(3) 設立:
1945 年

(4) 役員体制:

ヴァムコ社現CEO であるBryan Gentile 氏が引き続き買収後も
CEO に就任

(5) 事業拠点:
米国(ピッツバーグ市)、中国(上海市)

(6) 事業内容:
プレス機用高速サーボ送り機の開発・製造・販売およびサービス

(7) 従業員:
45 名

(8) 売上高:
14.5 百万ドル(2016 年12 月31 日決算)

 

2. 本件取引の目的および今後の運営方針
当社は、当社子会社である日本電産シンポ株式会社(以下、「日本電産シンポ」。本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:西本達也)を通じ、新たな事業成長領域として、プレス機の製造・販売・サービス事業をグローバルに展開しております。

平成24年4月に旧日本電産キョーリを吸収合併した日本電産シンポが展開する高速・高精度プレス機事業(荷重30~300トン。コネクター等電子部品メーカー向け)(以下、「キョーリ」)、平成24年4月に買収した北米最大級の老舗総合プレス機メーカーである日本電産ミンスター(以下「ミンスター」。本社:米国オハイオ州。荷重100~1,650トンの中大型高精度高剛性プレス機。主に製缶、モーターコアラミネーション、小型自動車部品メーカー向け)、平成27年8月にミンスターが買収した日本電産アリサ(以下、「アリサ」。本社:スペイン国ログローニョ市。荷重250~4,500トンの超大型サーボプレス機中心。主に自動車部品Tier 1,2メーカー向け)と、世界有数のプレス機メーカーを擁し、米国、アジア(日本・中国)、欧州の世界三極に生産・販売・サービス基盤を確立、お客様に最高の製品とサービスをお届けできる体制を整えております。

当社は本件取引を通じ、世界最高速・高精度サーボ送り装置「クォンタム(Quantum)」に代表される、ヴァムコ社が有する圧倒的な業界ブランド力、他社に比類のない高い技術力と品質、強固な顧客基盤(特に北米とアジア)を当社プレス機事業に取り込み、同事業の基盤を更に強化することができます。当社の持つミンスター、アリサ、キョーリ各ブランドのプレス機と、ヴァムコ社高速サーボ送り装置を組み合わせた最適なソリューションのご提供(特にモーターコアラミネーション、電子コネクター、リードフレーム、製缶などの業界のお客様に対して)が可能になります。

具体的には、本件取引により、当社プレス機事業は、(i)各製品・ブランドのグローバル展開、(ii)(プレス機のみならず)周辺機器を含むターンキー化・モジュール化(特にミンスターとキョーリブランドのプレス機との組み合わせ)による商品力・提案力の向上、(iii)サービスで定評あるミンスターのサービス基盤・拠点の活用によるヴァムコ製品へのサービス強化、(iv)高いサーボドライブ技術を有するヴァムコ社との協業による新製品開発、などの相乗効果が期待できます。

当社は、当社とヴァムコ社がそれぞれ有する高い技術力とブランド力、強固な顧客基盤を相互に活かすことに加え、当社グループの資金力とグローバルでの高いプレゼンスを最大限活用し、お客様が最高水準の生産効率を実現できる製品とサービスをご提供することにより、期待する成長が実現できると確信しております。

3. 今期の業績に与える影響
本件による当期連結業績への影響は軽微ですが、業績に与える影響が生じた場合には、詳細が確定次第、証券取引所における適時開示規定に基づき適切に公表します。

以上