モータとは

極数

モータを語るときに「極数はいくつですか?」という問いによく遭遇します。極数、あるいは極(magnetic pole)とは、モータをシャフトに対して垂直に切った面に現れる、磁極(NSNSNS……)の数のことです。
基本的には、極数は偶数(2,4,6,8……)です。次ページにも解説しているように、巻線の方式には分布巻と集中巻があります。集中巻はブラシレスモータに適していて、コイルの結線によって極数を変えることが容易です。6コイルステータでは2極になるような結線と、4極あるいは8極になる結線が可能です。ただし出来上がったモータの極数を4にしたり8にしたりすることは考えられません。9スロットステータでは12極にすることが多い分布巻は誘導モータに適していて、最初から極数を決めて巻線します。
小型モータでは4極が多いですが、秒速50あるいは60回転近い高速運転用には2極モータが使われますブラシレスモータが出現する以前のことですが、分布巻とも集中巻とも言えないような複雑な巻線の結線を変更することによって、かご型誘導モータの極数を変更する技術が使われたことがあります。これは、同期速度を変更して2速度運転しようとしたものでした。

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