各位

 会社名  日本電産株式会社
 代表者名  代表取締役社長 永守 重信
 取 引 所  東証一部(6594)
 NYSE (NJ)
 所 在 地  京都市南区久世殿城町338
 問合せ先  広報宣伝・IR部長 田村 徳雄
 電話  (075) 935-6150

 

当社子会社(日本電産サンキョー)による
三菱マテリアルシーエムアイ株式会社の株式の取得に関するお知らせ

日本電産株式会社の100%子会社である日本電産サンキョー株式会社(以下、「サンキョー」)は、三菱マテリアル株式会社(以下、「三菱マテリアル」)から三菱マテリアルシーエムアイ株式会社(以下、「シーエムアイ」)の全株式を取得(以下、本件)することに合意し、平成25 年9月26 日付で三菱マテリアルと基本合意書を締結致しましたので、お知らせ致します。


1.本件の目的
サンキョーは、日本電産グループの一員として、成長戦略に基づきM&A を積極的に推進しており、主要事業分野毎にM&A 戦略を立て、各事業の成長と発展を目指しております。その発端として、昨年10 月には、従来の製品ポートフォリオの転換を図るため、韓国の家電用ユニットメーカーのSCD Co.,Ltd.に資本参加し、子会社化して家電・住設分野を強化して参りました。今般のシーエムアイの買収は、車載分野の強化を図り、更にポートフォリオの転換を加速することを目的とするM&A 第2 弾となります。
サンキョーのモータ事業は、従来、主に光ディスク用、デジタルカメラ用、ゲーム機用など、小型小径モータに特化してステッピングモータ事業を推進し、当該市場での優位性を確立して参りました。しかしながら、サンキョーが強みを有する小型小径のステッピングモータの主要用途であるパソコン、デジタルカメラ、ゲーム機などの製品市場が成熟しているという市場環境の下、サンキョーは、ステッピングモータを使用する新たな市場へ参入し、製品ポートフォリオの転換・拡大を重要課題として、特に燃料噴射バルブ用モータやヘッドアップディスプレイ用モータなど燃費向上のための電子制御化や高機能化に伴い用途が拡大し今後拡大成長が大きく見込まれる車載市場への参入を検討して参りました。
シーエムアイの事業は、主にモータ事業と電気接点事業で構成されており、シーエムアイ売上に占める各事業の近年のおおよその売上比率はそれぞれ50%ずつです。
シーエムアイのモータ事業は、サンキョーがこれまでに参入していない車載用等の中径ステッピングモータを主力に、ステッピングモータ市場に参入しております。サンキョーとは製品面での競合はほとんどないため、製品ラインナップの拡充を見込むことができます。また、シーエムアイは、今後の成長市場である車載用ステッピングモータ市場において、既に顧客からもその技術力と信頼性に高い評価を得ておりますので、参入に時間が掛かると言われている同市場にシーエムアイを通じて早期に参入する事が出来、確固たる顧客基盤を獲得することができます。更に、サンキョーは、月産3500 万台以上という高い生産能力とその内製設備を保有することによりコスト競争力を強化しておりますので、かかるサンキョーの省力化生産設備力、部品内製力をシーエムアイの中径ステッピングモータに活用することで、更なる競争力の強化が期待できると考えております。
このように、サンキョー及びシーエムアイのモータ事業に関して、両社の経営資源を有効活用することで、製品ポートフォリオの拡充、効率的な新製品開発、コスト競争力の強化が期待できると同時に、日本電産グループの販売網を利用することで、これまで国内顧客が中心であったシーエムアイ製品を、グローバルの新たなマーケットへ展開していけるものと確信しております。
シーエムアイのもう一つの事業であります電気接点事業に関して、シーエムアイは車載用リレー市場に強みを発揮しております。車載用リレーは、車載用モータのスイッチのオン/オフ及び回転方向の切り替えのためにモータの個数に応じて必要とされ、世界の自動車生産台数の増加と車1台に搭載されるモータの数量増加に伴い市場拡大が期待されております。また、シーエムアイは、世界の車載用リレーメーカーが集積する中国に生産拠点を保有する地理的優位性から、市場拡大に伴う成長に加え中国車載市場での事業拡大も期待でき、日本電産グループ全体として戦略的事業分野に位置づけている車載分野で共に事業の拡大を実現できるものと考えております。
サンキョーは、今後もM&A により事業ドメインを成長分野にシフトさせると同時に自律成長を加速し事業の拡大を図って参ります。


2. シーエムアイの概要(株式を取得する会社の概要)

(1)社名 三菱マテリアルシーエムアイ株式会社
(2)本社所在地 静岡県裾野市千福46 番地の1
(3)設立 1966 年1 月10 日
(4)主要拠点 本社、富山県、インドネシア、マレーシア、中国(上海)
(5)主な事業の内容 小型モータ、電気接点等の開発、製造、販売
(6)資本金 4億9 千万円
(7)従業員数
(単体)359 人 (連結)1,554 人 (2013 年3 月末時点)
(8)売上高
直近事業年度(2013 年3 月期)
13,386百万円(プロフォーマ連結)
(9)資産内容
直近事業年度(2013 年3 月期)
流動資産 5,826 百万円
固定資産 2,981 百万円

3.シーエムアイの株式取得の概要
(1)取得株式数
          490,000 株(発行済株式数に対する割合:100%)
(2)対価
          対価は現金と致します。
(3)決済及び資金調達方法
          手元現金を充当致します。
(4)子会社化のストラクチャー
          サンキョーが株式譲渡契約書の契約当事者であり、シーエムアイの株式を譲り受ける建付けです。
(5)今後のスケジュール
          平成25 年12 月末 クロージング(予定)


4.三菱マテリアルの概要(株式取得の相手先の概要)

(1)名称 三菱マテリアル株式会社
(2)所在地 東京都千代田区大手町1-3-2
(3)代表者 矢尾 宏
(4)設立 1950 年

5.今期の業績に与える影響
今後の業績に与える影響につきましては、詳細が確定次第、証券取引所における適時開示規則に基づき適切に公表し、業績予想の修正がある場合には改めてお知らせ致します。

以上