トップコミットメント

100年後もなくてはならぬ企業へー

「回るもの、動くもの」に欠かせないモータは、電気で動くあらゆるモノの部品として人々の豊かで快適な暮らしになくてはならない存在です。同時に、モータは世界で発電される電力量の約半分を消費しているといわれています。
世界市場では何十年ぶりともいえる大きな技術革新が至る所で起きており、今までに無かった新しいモノやサービスが次々と生み出されようとしています。一方、新興国を中心とした電力不足、火力発電や輸送機器を主因とするCO2排出、クルマの普及に伴う交通事故など、世界は様々な問題を抱えています。私たちは「世界No.1の総合モーターメーカー」として、製品を通じてこうした問題にどのように対処できるかを常に意識しながら世の中の新しいニーズに応えてきました。
当社グループは今後事業領域を拡大し、モータを中核とした「グローバル総合電装メーカー」へ進化していきます。それによって更に広い視野で社会課題解決に寄与できると考えています。その節目となる2020年度に向け中期戦略目標Vision 2020の取り組みを開始しました。


中期戦略目標 Vision 2020

2020年度に売上高2兆円、営業利益率15%達成を目指すVision 2020では、当社の中核技術である駆動技術に、制御技術や通信技術などの新しい技術を融合させることで付加価値の高い製品を供給し、これまでの市場にとらわれることなく事業領域を広げていきます。工場でのモノづくりは、労働集約型で臨機応変な工程の組み換え対応を可能としてきた従来の手法に、情報制御技術を駆使した自動化による効率化といった改善を加え、事業面の優位性を高めます。
ヒトづくりにおいては、グローバル人材の育成、女性の活躍推進を中心に取り組みます。それらのベースとなるのは働き方の改革です。環境変化の激しい今の世の中で絶えず成果を上げることのできる人材となるには、各々が能力を高め、変化の中にチャンスを見出すことができる多様な感性を磨く必要があります。それぞれがより自己研鑽に励めるように、短時間労働で効率よく成果を上げる働き方への転換を行います。
CSR(企業の社会的責任)をより一層推進するために、当社は2015年8月、国連グローバル・コンパクトに参加しました。国連グローバル・コンパクトが掲げる人権、労働、環境、腐敗防止の4分野に亘る10原則は世界の標準的な考え方になっています。この参加により当社は、これらの原則を企業活動の中で実践し社会の持続的な発展に貢献していくことを改めて誓っています。国連グローバル・コンパクトのような普遍的な原則を全社員が共有することは、事業において全員が同じ方向に進むことを可能にします。

世界の人々の要請に応じ環境問題をはじめとした様々な社会課題を解決する、世界のどこにも無いような「グローバル総合電装メーカー」を目指して、5年間でこれらの目標を必ず成し遂げ、100年後もなくてはならない企業としての礎を着実に築いてまいります。