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E / 環境

ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治;ガバナンス)の頭文字をとった呼称であり、企業がESGの課題に適切に配慮・対応すること、また、投資家がそれを評価した上で投資判断を行うことが、地球環境問題や社会的な課題の解決・改善につながり、持続可能な社会の形成に寄与すると考えられています。
本ページでは、その中のE/環境について説明します。

 

カーボンニュートラルの取り組み

当社は、ニデックグループのカーボンニュートラルに向けた取り組みに参画しています。 ニデックグループでは、新中期戦略目標「Vision2025」を設定し、取り組みの柱として「2040年度カーボンニュートラルの実現」を掲げています。

カーボンニュートラルの取り組みの詳細はこちらからご参照ください

 

温室効果ガス排出削減:再生可能エネルギーの活用促進

当社は、CO2を出さない自然エネルギー由来の電力活用を推進しています。
当社グループのブラジル拠点は、水力発電による電力のみを購入し、100%再生可能エネルギーを使用しています。 日本と中国の拠点では、太陽光自家発電設備を導入し、使用電力の一部をグリーン化しています。
2021年度時点、当社グループの再生可能エネルギー導入率は、約6.3%となりました。
現在は、購入電力をCO2排出係数の低い電力へ切り替える検討や、 PPA(*)モデルを活用した再生可能エネルギーの導入検討を行っており、 地球環境にやさしいエネルギーの積極的利用に向け取り組んでいます。

* PPA(Power Purchase Agreement):
電力購入契約。企業・自治体が保有する施設の屋根や遊休地を事業者が借り、 無償で再生可能エネルギーの発電設備を設置し、発電した電気を企業・自治体が施設で使うことで、電気料金とCO2排出の削減ができる

中国拠点の太陽光自家発電設備

温室効果ガス排出削減:省エネルギー

設備省エネ対策内容省エネ対策内容
空調フリークーリングの最大活用(ターボ冷凍機稼働の停止)空調設備に使用される冷水を作る際、外気温の下がる冬季には 電力消費の多いターボ冷凍機から電力消費の少ないフリークーリングへ運転を切り替え、年間で電力使用量を55%削減しています。 また、冬季以外の中間期にも、こまめに外気温のチェックを行い、外気温が7℃以下になった際に運転を切り替えて、 フリークーリングを活用しています。
空調機休日稼働のマイクロマネジメント実施毎週、週末の生産計画を事前に確認し、その計画に合わせて空調機を最小限で運転しています。
生産設備の排熱対策による空調電力削減リフロー炉やはんだ槽など排熱がある設備は、ダクトで熱を室外へ排気することと、 設備の天板に断熱材を貼り付けることで、室内の温度上昇を抑制し、空調の使用電力を削減しています。
照明照明のLED化生産5拠点及び本社では、すべての蛍光管をLED化しました。 全体の92%が完了し、残りもLED化に向け取り組んでいます。
照明の間引き場所・作業内容ごとに法令に準拠した上で、使用する照明の本数を減らしています。
コンプレッサコンプレッサのエア漏れ改善コンプレッサエアの漏れが無いかを定期的に確認し、漏れのある箇所の修繕を実施しています。 また、エア漏れのしにくい部品へ交換するなどの予防対策も行っています。
製造工程への供給空気圧低減による電力削減全ての生産設備で必要とするエア圧力を調査し、供給する圧力目標値を定めました。 目標値よりも圧力要求が高い設備にはエアブースターを設置し、仕様を満足できるように対策しています。 結果として、全体の供給圧力を低減することができました。
生産設備生産設備の断熱対策による電力削減熱源設備の天板に断熱材を貼り付け、熱を逃がさないようにし、加熱の電力を削減しています。

廃棄物管理

当社は、「循環型社会」の実現に向け、廃棄物の発生抑制と、ゼロエミッション活動による最終処分量の削減に取り組んでいます。
限りある資源を有効に活用するため、製造工程において極力ムダを出さないようにするのはもちろん、 排出された廃棄物を細かく分類し、徹底した分別を実行しています。価値ある資源としてより多くリサイクルに回し、 焼却や埋め立てされる廃棄物をできる限り減らす活動を行っています。

水管理

当社は、限りある資源である水を有効に活用し、環境に配慮した事業活動をするため、 製造工程や設備運用の改善を通じて、水使用量の削減(リデュース)や水の循環利用(リユース、リサイクル)に取り組んでいます。
水の循環の一例として、中国拠点では、空調の加湿に使用された水のうち、排水となる水を循環利用できる設備を導入しました。 結果として年間で7,800トンの水使用量を削減できました。

化学物質管理:フロン全廃

当社は、オゾン層破壊の主な原因となっているフロン対象物質の全廃に向け取り組んでいます。 オゾン層を破壊しない代替フロン設備やノンフロン設備への切り替えを計画的に実施しています。

化学物質管理:VOC(揮発性有機化合物)の使用量と大気への排出量の削減

当社は、VOCによる大気汚染を防ぐために、使用量と大気への排出量の削減活動をしています。
今まで当社は、トルエン(*)を含むコーティング材を製品に使用していました。VOCの使用量を減らすために、 製品の設計段階から、コーティング材を使用しない、またはトルエンフリーのコーティング材を使用することを推進しています。 さらに、VOCの大気への排出量を抑制するために、除去装置を設置し、活性炭でVOCを吸着してから排出しています。

* トルエンはVOCの一つ