精密加工機の加工事例 精密加工機μV5 波形面へのエンボス加工


壁紙を製造するロール上などに施される「エンボス加工」。これをイメージして、小さな模様を繰り返し加工したサンプルをご紹介します。X×Y×Z軸ストローク900×550×450mmの精密加工機μV5 で、小型精密加工機レベルの送り軸の追従性を実証しました。 
 


仕上加工では、R0.3 CBNボールエンドミルを使用。高速回転での切削に適したCBN工具の能力を、主軸回転速度30,000min-1のμV5が活かします。

一般的に、主軸回転時の振れや熱変位による姿勢変化があると、工具の負荷が安定せず、工具寿命や加工面品位に悪影響を及ぼします。また、このように小さな模様を加工するために、微小な移動指令で加減速を繰返すのも、μV5の機械サイズにとっては厳しい条件です。

しかし、μV5は長時間でも安定した加工を実現。仕上では加工時間が48時間・切削長が1,431mに及んだものの、多数ある模様のどれを見ても良好な加工面に仕上がっています。

加工工程

工程工具回転数
S min-1
送り速度
F mm/min
ピック量
mm
残し量
mm
加工時間
h
荒加工R1ボールエンドミル20,0002,5000.50.1-
荒加工R0.5ボールエンドミル20,0001,2000.20.031.5
中仕上R0.3ボールエンドミル30,0004600.050.0532
仕上R0.3ボールエンドミル(CBN)30,0001,0000.03-48


仕上工程は切削長:1,431,502mm 
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