永守財団について設立の経緯

永守賞

モータは19世紀初めに誕生して以来、私たちの身の回りのあらゆる電気製品に使われ、私たちの生活には無くてはならない存在となってきています。そして、今やモータが世界で発電される電力量の約55%を消費していると言われるほど、たくさんのモータがさまざまな場所で使われています。それゆえ、モータの研究は私たちの豊かな生活の維持と地球環境の永続的保全の双方にとって、非常に重要なテーマとなってきています。このモータのみならず、発電機やアクチュエータ等の周辺分野も含めた技術の研究開発をより活性化させるとともに、夢を抱いて日々の研究開発に邁進する研究者・開発者を応援したいという思いをもって「永守賞」を創設し、運営母体となる永守財団を設立いたしました。