ホブカッタ条数・溝数の設定目安

条数・溝数設定基準

ワーク歯数ホブ条数ホブ溝数用  途
NT20 以下110 ~ 12仕上げ、PS
212 ~ 14PS
NT20 以上110仕上げ、PS
2 ~ 312 ~ 14PS
4 ~ 514 ~ 17PS

・条数の目安として、『 (ワーク歯数÷条数) ≧ 9 』とし、ホブ盤によっても限界値が違います。
また、多条ホブに於いては、『ワーク歯数÷条数』が割り切れないことが原則です。

条数設定時の長所と短所

(1) 条数を増やした場合の長所と短所 
 

長所①テーブル回転が速くなり、加工能率がアップする。
②切り屑が厚くなり、耐摩耗性が向上する。
短所①ホブ切り精度が1ランク低くなり易い。
②欠けが生じ易い。
③ホブ価格がアップする。


・条数を増やす場合、『条数×アキシャル送り速度(mm/t.rev.)』が、8を超えないように注意して下さい。

(2) 条数を減らした場合の長所と短所

長所①ホブ切り精度(歯形、ピッチ)がよくなる。
②ホブ自体の精度も確保し易い。
③ホブ価格がダウンする。
短所①加工能率アップがし難く、高速切削としなければならず、工具摩耗に対して不利。

 

溝数設定時の長所と短所

(1) 溝数を増やした場合の長所と短所

長所①ホブ切り多角形歯形誤差が減少する。
②ホブ軸にかかる切削力を多少減少させ、アキシャル送りを多少アップさせることができる。
③アキシャル送りが同一であれば、ホブ切り歯すじ精度も多少よくなる。
短所①刃付け可能刃幅が少なくなる。(同一ホブ外径の場合)
②切れ刃自体の強度が低下する。
③刃付け研削コストが上がる。
④ホブ価格がアップする。

 

(2) 溝数を減らした場合の長所と短所

長所①刃付け可能刃幅が増大し、刃付け回数が増える。(ただし、同程度の摩耗量として)
②切り屑が厚くなり、ホブ摩耗は増えず、むしろ減少する。
短所①ホブ軸にかかる切削力が多少増加し、ホブ切り歯すじ精度が多少悪くなる。
②ホブ切り多角形歯形誤差が大きくなる。

 

ホブカッタ条数・溝数の設定目安(PDF)

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