日本電産語録01

夢を形にする

Nidecグループの創業時からの夢は「世界一の会社になること」。会社も、作っている製品も、働いている社員も世界一になるためには他社よりもさらに努力し、一歩でも早くお客様が納得する品質と価格で対応しなければなりません。決して簡単なことではありません。しかし、諦めずにできるまでやれば必ず結果は出てきます。今までの成長がそれを裏付けていると考えています。
この「夢を形にする」は社員一人一人にも当てはまります。「こうありたい」と自分の理想を抱いて、それぞれが夢を形にしていくこと。誇りと自信と勇気をもって、人より一歩先の努力をすれば、私たちの夢は必ず実現できると信じています。

日本電産語録02

足下悲観、将来楽観

昨今、世界はグローバル化が進み、変化のスピードも速くなってきています。市場からの要求は更に厳しくなり、顧客ニーズも多様化しています。
それに伴い、技術の進化や技術革新がますます加速しています。このような状況下で現状のままでいることは、世の中から取り残されることであり、これでは世の中から必要のない存在になってしまいます。私たちNidecグループは現状に驕らず、足元を悲観し、次の時代へと着々と準備をしておくことで明るい将来へとつながるのだと考えています。

日本電産語録03

脱皮しないヘビは死ぬ

Nidecグループは、これまでの成長過程で様々な節目を経験してきました。FDD(フロッピーディスクドライブ)モータからHDD(ハードディスクドライブ)モータへの転換、国内外のM&A、車載モータへの参入、リーマンショック、タイの大洪水、そしてコロナ禍等です。
私たちはその時々でそれまで着ていた古い服を脱ぎ捨て、新しい服をまとって挑戦を続けてきました。つまり、節目節目で企業の体質改善を図ってきたのです。
そうしていかなければ時代に取り残され、グローバル競争の中で淘汰されていたに違いありません。それは、組織、個人も同様です。
「自分たちの会社は自分たちで守る」、「自分たちの組織は自分たちで守る」、「自分のことは自分で守る」、そのためにも思い切って新しい服に着替えることで組織も個人も成長するのだと信じています。

日本電産語録04

成長ビジネスは早い時間軸である

中国赴任時代に家電製品がACモータからブラシレスDCモータに変わる姿を現場で目の当たりにしました。
中国の速さの秘訣は「とにかくやってみる」こと、失敗しても何度でもやり直しを行います。
勝つも負けるも決まるのは一瞬ですので、常に緊張感を持って仕事をする必要があるのです。

日本電産語録05

現場現物主義の徹底

会社が大きくなるにつれて組織も分業が進み、部署ごとに役割を分担して業務を進めるようになると、「現場現物主義」が疎かになる傾向があります。
特に日本で開発して海外工場で生産している体制ではその傾向が顕著になります。
「自分の設計したものが期待通りに課題を解決しているか」、「作りやすく品質の高い仕上がりになっているのか」は、現場に出向いて現物を見るだけでなく、現場で自分で触れて判断するという基本を徹底することで生産性が高く品質の良い製品を開発することに繋がります。
現物に触れて現場で判断するという生産の基本を徹底することで、よい製品を世界に展開できるのです。

日本電産語録06

困難は必ず解決策を連れてくる

スマートフォン向けの小型モータの製造立ち上げを担当した際に、お客様からの要求が厳しく、「本当にできるのか」と考えてしまうことがありました。
問題が発生した時はいつも、私は即時現場に行くようにしています。その際も、専門家を呼んで機械の上によじ登り、全員で「どこが悪いんだ」と探し、最終的になんとか製品の色合いを出すことに成功し、お客様にも満足いただくことができました。
やはり、「困難に直面した時にありとあらゆる手を尽くしていく」ということが解決策になって未来に繋がると考えています。

日本電産語録07

1年間は月給泥棒

入社1年目で学んだことは全てが新しく、やはり新鮮で興味深いことばかりで、今でもその時に学んだ知識や経験が活きていることが多くあります。
1年目の時、お客様の前で検査をしたりモータを組み立てたりする機会がありましたが、緊張して治具を作業台から落としてしまったことを今でも覚えています。その時も、お客様や上司からも怒られることなく、「緊張せずに」と言ってもらえました。
新入社員という特別な扱いをしてもらえる、そんなチャンスは2度とありません。スポンジのように多くのことを吸収できる時であり、その時に吸収できることの量と質は自分自身の心構えや態度で決まると思います。
素直で元気に明るく、そして積極的な態度が大事だと考えています。

日本電産語録08

3つの壁

Nidecグループでは国境の壁、男女の壁、年齢の壁の「3つの壁」を打ち破れと言われています。
今多くの方が海外赴任や出張を通して国境の壁を乗り越えています。私は2002年に初めて海外赴任を経験しました。
その時に「今までなんて狭い視野で仕事をしていたのだろう」と、日本での常識や当たり前だと考えていたことが海外では通じないということを肌で感じました。
国境の壁を乗り越えることで貴重な経験やチャレンジができると信じていますので、できるだけ多くの人に海外でのチャレンジをしてほしいと考えています。

日本電産語録09

汚い水の中ではよい魚は育たない

もともとスピンドルモータの業務に携わっていたこともあり、クリーンルーム内での業務が常でしたが、ファンモータの事業に移り、生産現場が一般環境に変わりました。その時大きく衝撃を受けたのは、クリーンルームと一般環境でこれほどまでにものの出来が変わるのかということです。
クリーンルームは限られたスペースしかなかったため、ものの置き場所、置き方一つ一つを工夫して、自然と整理整頓ができるような体制となっていました。これが一般環境で対応すると、どうしても雑になってしまいます。周りが雑になってくると、部品が落ちていても気が付かない様な環境になってしまい、よい仕事はできません。綺麗な環境でないとよい製品を作ることはできないと、常に意識して取り組んでいます。