人々のより豊かな生活に
貢献したい。その夢を実現する
絶好のフィールドだ

Y.H.

  • 新卒入社
  • 開発

プラットフォーム開発センター 開発第2部
工学研究科 機械工学専攻 環境エネルギー工学部門修了
2011年入社

CAREER.01

学生時代〜入社

私にはもともと、よいものづくりを行って人々の生活を豊かにしたい思いがありました。就活時に迷ったのは、ユーザーまで届く最終製品に携わるべきか、それを作るための部品を手掛けるか、です。複数のメーカーを訪問していろいろ調べていった結果、優れた部品はさまざまな製品に適用される可能性が高いことがわかり、それを開発するほうが面白そうに感じました。そしてまさにその点に合致したのがニデックのモータ。世界シェアが高く、家電や自動車ほか幅広い分野の製品に使われていることを知って非常に魅力を感じました。また会社も急成長の最中にあると聞き、ぜひここで働きたいと思って入社を決めました。

CAREER.02

入社3年目

車載事業部にて、欧州向けEPS(電動パワーステアリング、以下EPS)プロジェクトのサブリーダーを担当しました。この時の仕事で強く印象に残っているのが、コスト改善のためのモータの設計変更。設計根拠になるニデックが提示した計算データだけでは顧客の納得を得られず、その翌日を期限にした早急な追加データの提出を求められました。しかも、それが無理ならコスト改善の議論を打ち切るという顧客からの厳しいコメント付きでした。私は上司や現地駐在社員、プロジェクトの先輩社員など多方面の密な協力を得つつ、再提出する資料作成に一意専心。顧客の合意を引き出すことに成功しました。この経験によって顧客要望に応えられなければ簡単に大きなビジネスチャンスを逃しそうになること、チャンスをつかむには仕事のスピードと正確性がどれほど重要であるかを痛感しました。

CAREER.03

入社8年目

EPSモータにECU(電子コントロールユニット)を組み込んだ新機種開発プロジェクトでサブリーダーを務めました。この開発においてはモータのメカ的知識だけでなく、駆動・制御のための回路基盤や動作を司るソフトウェアについても深く理解することが必要でした。私はわからないことは周囲に質問を繰り返し、実験検査やトラブル対応などを次々と遂行。新しい知識・技術をどんどん自分の中に蓄えていき、当初はまったくできなかった製品議論も積極的に行えるようになりました。このプロジェクトに取り組んだことで、単なる機械設計者ではない、技術者としての幅が飛躍的に広がったと思っています。

CAREER.04

入社12年目

現在所属するプラットフォーム開発センターに異動になり、それまで担当経験のあるどの車載製品よりも大きなトラクションモータの開発に携わることになりました。このモータは自動車のエンジン部に適用する重要なもので、冷却機能や減速機機能ほか、開発項目が多岐にわたるのが特徴。開発には自動車メーカーとの協力が不可欠で、業務の中でも社内外との連携を意識しながら充実した日々を送っています。プラットフォーム開発センターはニデックが今後、競合に負けないベース技術を生み出す使命を持った重要拠点。新しい技術を1日も早く自分のものにし、競争力の高い製品開発に役立てていきたいと考えています。

FUTURE

今後の夢や目標は?

ニデックが低コストで高性能なモータ開発を進めるほど、安価で品質のよい製品が市場に広がっていきます。
それによってたくさんの人々がその製品を使うことができ、社会や生活が豊かになっていくと考えています。
人々の暮らしに貢献することは私の入社動機でもあるので、
これからもニデックでその実現に向かって、さまざまなモータ製品を立ち上げていきたいと思います。