E/環境

生物多様性の保全

NIDECグループ 生物多様性行動指針(2010年8月制定)

  1. 1) 生物多様性の保全を企業の重要課題の一つと認識し、推進体制の整備に努めます。
  2. 2) 事業活動が生物多様性に及ぼす影響の把握と、その影響の継続的な低減に努めます。
  3. 3) 製品の地球環境への貢献を通じて、生態系の保護に寄与します。
  4. 4) グリーン調達の一環として、取引先における生物多様性の保全への取り組みを推進します。
  5. 5) 株主、顧客、取引先、地域社会、社員などのステークホルダーと連携し、生物多様性の保全に関するコミュニケーションを図ります。
  6. 6) この生物多様性行動指針は、広く外部に開示します。

環境理念・環境方針は こちら

事業活動を通じた寄与

世界の生物多様性は、気候変動によって甚大な影響を受けます。NIDECグループはグローバルに事業を展開する企業として、エネルギー効率の高いモータおよび関連製品を提供しながら、自らの温室効果ガス排出も抑制し、気候変動の緩和を通じた間接的な生物多様性保全に努めています。また、生態系への影響を考慮した排水管理(水質・排水量の管理)や緑化活動を通じて、より直接的な生物多様性の保全にも努めています。

ボランティア・寄付による貢献

NIDECグループは、「NIDECグリーンキャンペーン」として、森林整備・里山保全・森林再生活動や緑化地帯清掃のボランティア活動に参加しています。 また、社員食堂で提供する特別メニューの販売額の一部を森林保全関係の基金等に寄付する「募金ランチ」の取り組みも、多くの事業所で行っています。

植樹活動の取り組み

NIDECグループは、環境保全活動の一環として、タイ、フィリピン、日本などのアジア諸国で植樹活動に取り組み、これまでに累計2万本を超える植樹を行いました。植樹は大気中からCO₂を吸収することにより、気候変動の緩和に貢献しています。これまでの植樹によるCO₂吸収量は、約1,093.5t※に相当すると推計しています。

植樹活動の取り組み
※CO₂吸収量は、植樹後4年間はゼロとし、5年目以降は1本あたり年間11kgで推計しています。算定方法は、当社グループで最も多くの植樹実績を有するタイのタイ温室効果ガス管理機構(Thailand Greenhouse Gas Management Organization、TGO)が定めた基準に基づいています。

タイにおける植樹活動

タイは工業の積極的な誘致によって発展を遂げている一方、森林や環境破壊といった問題も抱えています。NIDECグループは2007年から植樹・播種活動を実施しており、これまでの参加者は延べ4,574名、累計16,730本を植樹、3,500個を播種しました。

フィリピンにおける植樹活動

フィリピンでは2021年以降、近隣地域の企業やNGOと連携し、従業員がマングローブの植樹活動に参加しています。この取り組みはマングローブ生態系の回復、浸食の抑制や水質浄化に貢献しています。これまでに累計2,400本以上を植樹し、活動の規模も年々拡大しています。

日本における植樹活動

株式会社TAKISAWA(日本・岡山県)は、岡山県の「企業との協働の森づくり」に参画し、北区建部町品田地内の公有林1.1haを「TAKISAWAの森」と名付け、2019年から少花粉のスギ、ヒノキの植生や成長の支援を行っており、これまでに累計3,300本を植樹しました。また、整備した森林の二酸化炭素吸収量を評価・認証する「岡山県二酸化炭素森林吸収評価認証制度」に基づいた審査を受審し、 2023年度に実施した0.90haの植栽、下刈りによる森林の二酸化炭素吸収量4.27t-CO₂/年に対し、認証を受けています。

その他の取り組み

NIDECグループは、国内外の事業所で清掃活動を実施しています。毎回、社内ボランティアが参加し、地域環境の美化や生物多様性の保全に取り組んでいます。

その一環として、フィリピンでは毎年、地域の企業やラグナ湖とその流域の環境保全・資源管理・開発を担う政府機関であるラグナ湖開発公社(Laguna Lake Development Authority、LLDA)およびビニャン市の環境保護や天然資源の管理を行う市の行政機関であるビニャン市環境天然資源事務所(City Environment and Natural Resources Office of Biñan、CENRO)と協力し、国際沿岸クリーンアップ活動にも参加しています。昨年度は、約140袋分のごみを収集しました。収集したごみは、リサイクル可能な資源などに分別されており、分別作業を通じて、参加者の環境保全への意識も高まっています。