トップメッセージ

2020年度は増収増益で着地!

 2020年度は売上高1兆6,181億円、営業利益1,600億円の前年度比増収増益となりました。コロナ禍からのスタートとなりましたが、当初公表していた通期業績予想の想定を上回る実績となり、上方修正を2回行いました。一時休止していたM&Aも再開し、2月には三菱重工工作機械株式会社の買収を発表しています。機器装置や車載事業において当社既存事業との相互補完が期待されます。
 引き続き2021年度もコロナ禍による混乱が続くことが予想されます。しかし、我々には「5つの大波」※に代表される大きなチャンスが数多く見えています。ピンチをチャンスに変えて力強く進んでいきます。

 代表取締役会長 永守重信


※ 5つの大波:「脱炭素化の波」、「省人化の波」、「5G&サーマルソリューションの波」、「デジタルデータ爆発の波」、「省電力化とコロナ後の波」という5つの事業機会

事業の舵取りをしていく

 当社は車載と家電・商業・産業用を重点2事業と位置づけています。車載に関しては脱炭素化の流れを受けた電気自動車市場の拡大に伴い、当社製品の需要の高まりが期待されます。当社は2030年までに電気自動車用駆動システムで世界市場シェア40~45%の獲得を目指しており量産体制の整備・拡大を図っています。家電・商業・産業用では、収益率を高めるべく生産拠点の集約・移転などの構造改革を行っています。2021年6月からは新CEO としての職務も果たしながら、引き続き当社の更なる成長に向けて邁進していきます。

代表取締役社長執行役員(最高経営責任者)関潤

創業者の言葉

日本電産の更なる成長を目指す

 2021年6月にCEO(最高経営責任者)の職を関社長に譲りました。今後は関社長が経営の執行と結果の最終責任を負う体制へと移行します。日本電産グループを更に大きく成長させてくれる後継者を長年にわたって探してきましたが、関社長の経営手法は私と非常によく似ており、即断即決、リーダーシップ、そして人間性においてもCEO にふさわしい人物であると判断しています。私は引き続き代表取締役会長として、当社グループの今後の持続的成長のため重要な経営の意思決定への参画を継続していきます。同時に、創業者兼取締役会議長そして当社の最大株主として、CEO である関社長を全面的にサポートしていきます。
 当社が100年を超えて成長し続ける姿を想像し、今後、私は創業経営者だからこそやるべき業務に一層の力を注いでいきます。その一つは、経営幹部や社員に当社グループの経営理念をしっかりと浸透させていくことです。日本電産の使命は「世界一高性能なモータで地球に貢献する」ことです。この使命を達成するため、当社は「100年を超えて成長し続けるグローバル企業」、「人類が抱える多くの課題を解決する世界No.1のソリューション企業集団」という姿を目指していきます。これらの理念を当社グループの全従業員が理解することがベクトルを揃える大きな力となって100年以上成長し続ける企業に繋がると確信しています。社会に必要とされる世界No.1の総合モーターメーカーを目指して、引き続き邁進していきます。

 代表取締役会長 永守重信

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