Nidecについて

DXの取り組み

当社はVision2025の中で生産性向上、従業員一人当たりの売上高と営業利益の倍増を目標にかかげており、この達成に寄与する取り組みとして、デジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進しています。

全社的なシステム基盤導入によるデータの標準化、収集の効率化や分析力向上を進めていますが、それ自体を目的とせず、見える化されたデータを活用した提案型、創造的で戦略的な新しい業務プロセスに変革する為のサポートツールとしてデジタル技術を導入しています。

具体的には、営業現場をデジタル化し、顧客・案件情報可視化による課題の早期特定及び戦略強化、AI活用による開発や製造現場の自動化による効率化、RPAやBIツールについても全社的な取り組みとして活用を促進しています。

今後も三大精神、3Q6Sなどといった変わらない弊社の強みをベースにして、その上でデジタルトランスフォーメーション(DX)で進化を遂げることが出来る様に取り組みます。

代表取締役社長執行役員
小部 博志

自社におけるDXの取組み

当社の中長期戦略目標「Vision2025」生産性向上・従業員一人あたりの売上高と営業利益を倍増に寄与するために下記DXの取り組みを実行します。

DX取り組み全体像

営業の業務改革の取り組み

「スリー新(*1)DXプロジェクト」は、スリー新拡大・売上拡大を継続的に実現できる新しい営業業務プロセスの構築を目的としたプロジェクトです。新しい営業業務プロセスをサポートするツールとして、データの見える化のためにSalesforce製品(*2)を導入して推進しています。

サプライチェーン領域の取り組み

営業、購買、製造・物流までのサプライチェーンの業務を整流化し、デジタル技術の活用およびデータ収集基盤を活用することにより、ものづくり業務の標準化および効率化を推進しています。

エンジニアリングチェーン領域の取り組み

モデルベース開発(MBD)やAIなどの先進技術を活用して、エンジニアリングチェーンの業務について、開発の効率とスピード向上を推進しています。

管理業務効率化およびデジタル人材育成

経理業務変革プラットフォームの活用など管理業務の省人化を推進、また、RPAやBIツールを駆使した全社的な業務効率化に繋がる人材育成を推進しています。

(*1)スリー新:新市場・新製品・新顧客

(*2)Salesforce製品: Salesforce Sales Cloud・Account Engagement・myTrailhead・Quip・Tableau CRM など

推進体制

2020年12月に経営企画部に新設されたDX推進グループは、各DXの横串を通すことでノウハウや知見を共有し、社長直下プロジェクトとして全社DX活動を牽引する役割を担っています。

効率的なシステム投資や全社的な効率化や変革に繋がるITメンバーの育成も実施しております。今後も、組織や部門間の壁を越えて活動を活性化させるべく取り組みます。

推進体制

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