個人投資家のみなさまへ

日本電産の歴史

たった4人の会社が半世紀足らずで10万人を擁する企業に。

創業から、40年余りで1兆円企業へ
時代のどのような変化にも先見性と技術革新で応える。

時代の変化を大きなビジネスチャンスと捉え、成長してきました。
その軌跡をご紹介します。

1973 日本電産株式会社設立

社員は4人、

社屋は9畳のプレハブ

「世界一のモータ会社になる!」と壮大な夢を掲げて立ち上げたものの、実績もない小さな会社に過ぎず、国内企業からはほとんど相手にされませんでした。それにもめげず創業者・永守が必死に営業をした結果、初めて獲得した受注は米国のスリーエム社からのものでした。

1975 ブラシレスDCモータ (魚群探知機用)本格生産開始
1976 アメリカに現地法人を設立
1979 HDD用スピンドルモータの生産開始

後の最重要市場であるパーソナルコンピュータ(以下PC)関連市場に参入

未来を予見!?いちはやくPC関連市場に参入

当社が参入したのは世界初のPCが誕生してからまだ4年しかたっていない時期。当時、PCはとても高価で、現在のような汎用性もありませんでした。そんな、PCが現在のように普及するとはだれも想像もできなかった時代に参入を決断したのです。

1982–83 さまざまなニーズに応えるモータを次々に開発納入
1984 初のM&Aを実施

米国トリン社の軸流ファン部門を買収

DC軸流ファンモータの世界的なシェア拡大の礎を築く

1970年代から、ファンモータにおいて高い技術力を持つ米国のトリン社に着目。1984年、トリン社の軸流ファン部門を買収しました。このM&AがDC軸流ファンモータのシェア拡大の礎となりました。

1984 滋賀工場など生産拠点の拡充に着手
1986 1986年3月期末売上高100億円を達成
1988 大阪証券取引所第二部・京都証券取引所に上場
1989 本格的な研究開発拠点を設立

滋賀県に研究開発センター設立

更に高度な技術を生み出すために

1989年にモータ開発の技術的中枢部門として設立した「研究開発センター」は、当社初となる本格的な研究開発拠点。同センターの設立がその後の研究開発ネットワーク拡大の起点となりました。

1989 シンガポールに現地法人設立 (アジア圏初)
1990 タイに現地法人設立
1992 中国に現地法人設立
1993 ドイツに現地法人設立
1998 1998年3月期 売上高1000億円達成

創業から20年余りで売上高1000億円を達成

約20年前にはじめたHDD用モータが事業の柱に

1970年代当社は他社に先駆けてPC関連市場に参入することを決断しました。その決断が実を結び、1990年代後半におけるPCの急速な普及を背景にHDD用モータビジネスは急成長し、売上高は1000億円を突破しました。

1998 東京証券取引所市場第一部に上場 大阪証券取引所市場第一部に昇格
1998 芝浦電産 (現・日本電産テクノモータ)の設立

日本電産、芝浦製作所、東芝による合弁会社を設立

業界屈指の技術力を得て、家電分野に本格進出

芝浦製作所は、家電・商業用モータを得意とし、世界に先駆けてトランジスタモータを開発。のちに業界初のIC回路化に成功しました。また、エアコン用モータの高効率化とインバータ化にも大きく貢献しました。この芝浦製作所と日本電産、東芝による合弁会社の設立をきっかけとし、日本電産は新領域である家電用モータの開発・製造基盤を固め、その後の家電・商業・産業用事業の拡大に繋げていきました。

2000 油圧式電動パワーステアリング用モータを量産開始

欧州自動車メーカーを中心に採用

車載事業への新規参入により事業領域が更に拡大

精密小型モータで培った技術力を生かしたパワーステアリング用モータ(以下パワステ用モータ)の開発を1995年から着手。2000年から量産を開始し日本電産は自動車分野に参入しました。EVの実用化が進む中、電動パワステ用モータは車載関連で重要なビジネス領域のひとつとなっています。

2001 ニューヨーク証券取引所に上場
2003 本社・中央開発技術研究ビル完成
2007 F5B用モータ開発

ラジコン飛行機用の高出力モータを開発

クルマの未来を見据えて挑んだラジコン飛行機用モータ

クルマの駆動用モータの開発を見据え、ラジコン飛行機界のF-1と呼ばれる「F5B電動グライダー」向けのモータ開発に挑戦。たった5年で同競技の世界選手権タイトルを獲得するなど目覚ましい発展を遂げ、ここで蓄積した技術が駆動用モータの開発に結び付きました。

2011 従業員数10万人突破
2015 2015年3月期 売上高1兆円達成

創業から40年余りで、ついに売上高1兆円の大台を達成。

売上高1兆円の壁を突破!
次の夢は10兆円!

HDD用モータの成功、新分野への事業拡大、戦略的なM&Aなどにより、創業当時は誰も本気にしなかった「売上高1兆円」をついに実現しました。現在、次なる夢として「2030年度売上高10兆円」を追求しています。

2015 ロボット用減速機「FLEXWAVE」 を開発

減速機の製品ラインナップを拡大

次に狙うはロボット市場!
減速機の生産能力を増強

減速機はモータとセットで使われ、モータの回転速度を減速させて、回す力(トルク)を大きくする部品です。減速機は従来、コンベアなどの産業機械を中心に使用されていましたが、近年ではロボットなど細かな制御を必要とする分野にも使用されています。急拡大が予測されているロボット市場において 、日本電産はロボット用減速機の需要増加に応えていくために生産能力の増強を図っています。

2016 ニューヨーク証券取引所における上場を廃止
2017 クルマの駆動用モータ市場に本格参入

トラクションモータシステム (E-Axle)を新規開発。

次世代自動車の普及に貢献する駆動用モータシステムを提案

トラクションモータ、ギヤボックス、インバータを含むトラクションモータシステム(E-Axle)を開発。2018年には一体型デザインを採用することで、小型化・軽量化を実現し、車輛レイアウトの柔軟性を高めました。需要の急増が予測される次世代自動車ニーズに応えていきます。

2017 インテリジェントモータの制御技術を開発

同モータ搭載のロボットを無線で協調制御する技術をNECと共同開発。

「自ら考え、会話する」世界に革新を起こすモータの誕生

インテリジェントモータとは、コンピュータが内蔵された、いわば「知性」をもったモータ。コンピュータが小型・低コストになり、モータに搭載することが可能になったことで実現。AIやIoT技術とつながることで、クルマの自動運転などを実現し、未来を大きく変える可能性を秘めています。

更なる成長に向けて、日本電産は飽くなき挑戦を続けていきます。

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