内部管理体制等の改善に向けて

株主・投資家の皆様、お取引先の皆様をはじめ、関係各位に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことについて、心よりお詫び申し上げます。

当社およびグループ会社において、不適切な会計処理が行われていた疑いが判明いたしました。この事態を重く受け止め、独立した第三者委員会に調査を依頼し、徹底的な調査と原因究明に取り組んでおります。

この事案により、2026年3月期第1四半期および第2四半期の決算開示延期、ならびに第1四半期業績の大幅な下方修正といった事態が発生いたしました。また、2025年3月期の有価証券報告書について、会計監査人から意見不表明の監査報告書を受領し、当社株式は10月28日付で東京証券取引所から特別注意銘柄に指定されました。

当社は、この一連のガバナンス問題への対応と、企業としての再生を果たす強い決意を示すため、10月30日にニデック再生委員会を設置いたしました。

ニデックはここから真に変わっていく覚悟であり、全ての陋習(ろうしゅう)を打破し、自らを浄化することで、新たなニデックへと再生を果たすべく、全社・全世界を挙げて改革に取り組んでまいります。皆様の信頼を一日も早く回復できるよう、役職員一同、全力で取り組んでまいることをお約束いたします。