内部管理体制等の改善に向けて

事案の概要

当社グループが、投資家等へ開示してきた財務数値に、不適切な会計処理があったのではないかという疑義が生じています。

それを受けて、当社では、過去の不適切な会計処理の疑義に関する徹底的な調査、原因究明を行うために、第三者調査委員会を設置しています。

第三者委員会の調査が完了しておらず、影響範囲が不透明であることから、2025年3月期の有価証券報告書に対して、当社の会計監査人は監査意見不表明としています。

このような状況を受けて、2025年10月28日に、当社は上場している東京証券取引所から、 内部管理体制に改善の必要があるとして、「特別注意銘柄」の指定を受けました。

当社としては、まず第三者委員会の調査に全面的に協力することで、徹底的な問題の洗い出しと原因究明を行います。さらに、改善を行えるものから速やかに改善・再発防止を行い、一日でも早く皆様からの信頼回復ができるように努めてまいります。

主な経緯

6/27 有価証券報告書の提出延期
9/3 第三者委員会の設置
9/26 有価証券報告書の提出 / 内部統制報告書の提出
10/23 業績予想・期末配当予想修正 / 中間配当無配決定
10/28 特別注意銘柄への指定
10/30 ニデック再生委員会の設置
11/4 お取引先様へのお詫び掲載 / コミットメントライン契約の締結
11/14 改善計画の策定方針の提出 / 1Q・2Q決算短信・半期報告書の提出