資材調達

CSR調達

NIDECでは、環境に配慮した製品づくりのため、より環境負荷の少ない資材・部品を優先的に購入するCSR調達を推進しています。

社会・環境側面に配慮したサステナブル調達

基本的な考え方

当社グループは、取引先との連携により、サプライチェーン全体でCSR活動を推進しています。取引先にも社会的責任を果たしていただくために、取引基本契約書では、NIDECグループCSR憲章の遵守を求めています。加えて、CSR 憲章の柱に沿って立てられたより具体的な基準を「NidecグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック」の中で示し、取引先へ共有しています。そして、新たに「社会・環境側面に配慮したサステナブル調達」をマテリアリティの取り組みテーマとして設定しました。児童労働・強制労働の禁止、長時間労働の削減などの社会側面、サプライヤーにおけるエネルギー使用や 生物多様性、廃棄物・資源利用などの環境側面に配慮した調達活動を通じ、これまで以上に取引先へ協力を要請していきます。

NidecサプライヤーCSRセルフアセスメント

2018年から、CSR調達の実施状況を把握するため「NidecサプライヤーCSRセルフアセスメント」を実施し、取引先に 「NideグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック」の遵守状況を報告いただいています。調査は「NidecグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック」第1章から第6章の合計111項目に沿って取引先各社のCSR活動状況を評価するものとなっています。評価の高い低いに関わらず全社にフィードバック等を行い、さらなる改善を促しています。

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
NidecサプライヤーCSR
セルフアセスメント実施取引先数
705社 672社 698社 677社

環境負荷物質の削減

法令順守はもとより、地球環境保全および生態系に対する影響を軽微にするため、当社はより環境負荷の少ない資材・部品の調達を推進しています。「環境関連物質管理基準」を定め、使用を禁止する物質、全廃を目指す物質を明確にし、環境負荷物質の管理体制の強化を図り、鉛※1等環境負荷物質の含有量低減を推進しています。

RoHS指令※2等の法規制への対応はすでに完了しておりますが、今後想定される法規制の厳格化や顧客ニーズに応えるべく、自主管理物質を定め、継続して取り組んでいきます。

※1 鉛
人体への蓄積性や急性・慢性毒性、発癌性が懸念される物質。
※2 RoHS指令
電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する指令。

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