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ドライホブ切りの歯面傷対策

ドライホブ切り時に発生するワーク歯面傷。ここではお客様で簡単にできる対策をご紹介します。

【歯面傷①】生成中の切粉により傷つけられた歯面

  • 全歯面の同じ位置に傷が発生します。

傷のある歯面側のホブ切刃進入角度が大きくなる方向に15’~1°(注)くらいの範囲で取付角を変更します(下図1参照)。

【歯面傷②】既に切り離された切粉が再び加工点に噛込んで傷つけられた歯面

           
  • 傷のある歯と無い歯が混在します。
  • ワーク歯面に切粉の溶着が見られる場合もあります。

傷のある歯面側のホブ切刃進入角度が小さくなる方向に15’~1°(注)くらいの範囲で取付角を変更します(下図1参照)。また、エアーノズルの方向を切削点に出来るだけ近づけ、切粉を加工点に寄せ付けないようにします。

【図1】取付角の変更

(注)取付角を変更するとワーク歯厚が減少します。
例えば(m2、α20°、ホブ外径φ80)の場合、

取付誤差歯厚減少
15′2μm
30′8μm
45′18μm
32μm

であり、ワークの公差によっては設計変更が必要となる場合があります。
これらは改善策の一例です。この方法で歯面傷が減少しない場合は弊社までご連絡下さい。
傷の詳細調査を行い、より良い御提案をさせて頂きます。

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