10月30日、長野県松本深志高校2年生26名が、神奈川県川崎市の日本電産中央モーター基礎技術研究所を見学されました。
  

松本深志高校は、2年生が大学や企業・官公庁を訪問する「進路研修」を毎年実施しています。当研究所は、将来を担う若い世代にものづくりの面白さを伝えたい、進路選択の一助になりたいとの想いで今回の見学会を開催しました。

見学会当日は、当社の主力製品であるモータや日本電産について紹介した後、研究設備の無響室やドローン用モータ実験室、3D金属造形室の見学や、3Dスキャナでの物体測定の実演などを行いました。生徒の皆さんはものづくりや研究員の仕事に興味をひかれた様子で、「3Dスキャナがなかった時にはどのように部品の寸法を測定していたのですか?」「(3D金属プリンタで造形している様子を見て)これは金属の粉を少しずつ焼き固めているのですか?」などの質問や、「今まであまり意識してこなかったモータというものが多くの技術と工夫によってでき、私たちの生活を支えているのだと実感しました。」などの感想をいただきました。

数年後、「学生時代に日本電産に見学に来ました。」という社員が出てくることを楽しみにしながら、今後もものづくりの面白さを伝えるべく会社見学の受け入れを実施してまいります。

 

   
所長 福永よりご挨拶            3Dスキャナで手を測定