2019年8月1日、日本電産中央モーター基礎技術研究所は、日本自然エネルギー株式会社が提供する「グリーン電力証書システム※」を導入しました。当研究所での導入が日本電産グループにおける初めての導入事例となります。

グリーン電力証書システムの活用により、当研究所の年間消費電力量の約25%に相当する45万kWhが再生可能エネルギー由来の電力を使用したことになり、年間約200トンのCO2排出量削減効果が見込まれます。


概要
利用場所   日本電産株式会社 中央モーター基礎技術研究所
利用期間   2019年8月1日から2020年7月31日まで
利用電力量   年間45万kWh
CO2削減効果   年間約200トン
利用目的   研究所施設の運営に必要な電力

日本電産グループは脱炭素社会の実現を目指し気候変動対策に力を入れています。2019年4月からはSMART 2030プロジェクトを始動させ、事業を通じて直接排出する温室効果ガス、および他社から供給された電気や熱を使用することで間接的に排出する温室効果ガスの総量を、2030年度に2017年度実績比で30%削減する目標を掲げています。今般のグリーン電力証書システムの導入は本プロジェクトの一環であり、今後も脱炭素社会の実現に寄与できるよう様々な施策を実施してまいります。



※「グリーン電力証書システム」とは、自然エネルギーにより発電された電気の環境付加価値を、証書発行事業者が第三者認証機関(一般財団法人日本品質保証機構)の認証を得て、「グリーン電力証書」という形で取引する仕組みです。「グリーン電力証書」を購入する企業・自治体などが支払う費用は、証書発行事業者を通じて発電設備の維持・拡大などに利用されます。証書を購入する企業・自治体などは、「グリーン電力証書」の取得により、発電設備を持たなくても、証書に記載された電力量(kWh)相当分の自然エネルギーの普及に貢献し、グリーン電力を利用したとみなされるため、地球温暖化防止につながる仕組みとして関心が高まっています。
引用:日本自然エネルギー株式会社ホームページ