モータ用語集

ヒステリシスモータ

回転磁界型モータの一種で,同期モータの一種でもある。低い保磁力のリング状の磁鋼をロータに使う。電源を入れると滑らか回りだして回転磁界に同期する。つまり1秒あたりの回転速度は周波数を巻線の極対数で割った値に等しい。たとえば,50Hz地域で4極巻線のヒステリシスモータは25/sである。1分間ではこれに60をかけて1500rpmである。
現在ではほとんど用いられないが歴史的には磁気記録用テープを一定の速度で駆動するために必要なモータでIT用として意味があった。永久磁石と電子素子の進歩によって,このモータ構造を引き継いだブラシレスモータが爆発的に使われるようになり小型化が進んだ。
リラクタンスモータも類似の特性をもつが,3相Y結線では,中性点電圧で比較するとリラクタンスモータでは第3次高調波が現れるのに対してヒステリシスモータは安定している。

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