特集

2016年度特集 - 日本電産 中期戦略目標 Vision 2020

回るもの、動くもので 世界をつなぎ、人々を笑顔にー


人とモノ、モノとモノがつながって、暮らしや社会が劇的に変わる新しい世界が目の前に近づいています。
日本電産グループは、「回るもの、動くもの」で世界の人とモノをつなぎ、人々の暮らしを豊かにし、地球環境の保全に貢献していきます。
笑顔が広がる未来を実現するために、日本電産グループのチャレンジが始まっています。



中期戦略目標 Vision 2020

※Sustainable Developmentとは、国連の「環境と開発に関する世界委員会」が1987年に公表した報告書「Our Common Future」の中心的な考え方として取り上げた概念であり、「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」のことをいう。この概念は環境と開発を相反するものではなく共存し得るものとしてとらえ、環境保全を考慮した節度ある開発が重要であるという考えに立つもの。


中期戦略目標 Vision 2020 の売上高目標

2020年度に2兆円、2030年度には10兆円の売上高を目指す

2014年度に当社グループは売上高1兆円を達成し、次なる成長のマイルストーンとして、2020年度に売上高2兆円を達成することを目標に掲げました。ここ十数年、IT市場への大きな依存からの脱却を進めてきました。2016年度から始まった中期戦略目標Vision 2020では、車載市場、家電・商業・産業市場へ一層注力することで、事業ポートフォリオの転換を更に進めていきます。2020年度に売上高2兆円を達成したその先には、2030年度に売上高10兆円という大きな目標を掲げています。


当社は創業以来、モータの開発・製造・販売を事業の中心としてきました。
「日本電産のコア・コンピタンスは何か?」 ― それは紛れもなくモータで培った駆動技術です。
これまでは、市場が「いま」求めるニーズに応えることで、このコア技術を確立してきました。
今後は、更に視野を広げ、一歩先を見据えて進化していくことが必要だと考えます。
人々の暮らしや地球環境の「将来」に何が必要なのかを考え、社会の「将来」課題に的確に応えることができる。
そのような、モノづくりをベースにしたソリューションカンパニーへと進化していきます。

1. 暮らしと地球環境を支えるソリューションカンパニーへ

モータの本分はモノを動かすことですが、 これに情報をやりとりする能力が加わると、どんなことができるようになるでしょう。 世界中で動いているモータや駆動装置がやがてひとつにつながった時、 それまでには思いもしなかったような“解決策”の種が 一斉に芽吹き始めます。

2. 未来はもう始まっている

1979年、日本電産が世界に先駆けて実用化したハードディスクドライブ(HDD)用ブラシレスDCモータがその後のコンピュータの小型化を実現したように、当社グループの製品やサービスが、暮らしや社会を飛躍的に変える―― その未来がもう始まっています。

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