ソリューション事例

コードレスクリーナー用小型軽量ブラシレスDCモータ

ブラシレスDCモータの優位性を生かし、
軽くて吸引力のあるコードレスクリーナー用モータを提供。

NEEDS
より小型化し、持ち運びを楽にしたい
SOLUTION
超高回転モータを開発し、サイズあたりのパワーを飛躍的にアップ

活況のコードレスクリーナー市場を牽引する軽量モータ

家庭用掃除機の市場では、2010年代後半からバッテリーを内蔵したコードレスクリーナーの需要が急速に伸びています。収納に場所を取らず思いついたときにすぐ使える手軽さは、ユーザーが待ち望んでいたもので、キャニスター型からの買い換えも活発です。

日本電産ではハンディクリーナー、スティック型クリーナー用の高効率ブラシレスDCモータを供給しています。コードレスクリーナーの部品のなかで、モータはバッテリーに次ぐ重量を占め、小型・軽量な日本電産のブラシレスDC モータは、使い勝手を高めるだけでなく、デザインにおいて工夫する余地を残すことができ、製品に大きなアドバンテージを与えています。

ブラシレスDCモータは、旧来のブラシ付きモータに比べて小型なうえにハイパワーを出せるため、エネルギー消費も少なくすむ利点があります。日本電産ではこれまでブラシレスDCモータの開発製造で培ってきたノウハウをコアに、コードレスクリーナー向けの専用モータを開発しました。

従来の外側を回転させるタイプから内側を回転するインナーローター型に変更。

回転数は2倍以上に上昇し、重量は40%ダウン。

コードレスクリーナーは、部品を収められる容積が小さいため、風を作り出すファンにも小型化が求められます。小さなファンでも十分な吸引力をもたせるには、高速回転させるほかありません。日本電産では、2016年に、ハンディクリーナー用として1分間に約8万回転する超高速回転モータを開発しました。既存の掃除機に使われているブラシ付きモータは約3万回転/分で、その2倍以上の回転数を実現しています。極めて強力な磁石であるネオジム焼結磁石を採用。モータ内部のホール数、スロット数を増やしながらも、重量では約40%の軽量化に成功しています。
 2019年には設計を抜本的に見直して、安定性と一層の小型化を実現した第2世代をリリース。2021年にはハウジングを樹脂製にしてさらなる軽量化を達成した第3世代の供給も開始しました。2021年現在、もっともパワフルな「V65」型(定格出力:250w)、標準的なスティックタイプ向けの「V55」(定格出力:150w)、より軽量な「V45」(定格出力:100w)と3つのラインアップをそろえ、掃除機メーカー各社の多彩な商品戦略に応えています。

日本電産のコードレスクリーナー向けモータ。左から、「V65」型(定格出力:250w)、「V55」(定格出力:150w)、「V45」(定格出力:100w)

ソリューション事例

Nidec Group Search